DICOMO2016

宮崎智己さんがDICOMO2016にて研究発表を行い、ヤングリサーチャ賞を受賞しました!

Tomoki Miyazaki gave a research talk at DICOMO2016 and was awarded the Young Researcher Award!

  • OSS開発コミュニティの進化の理解を目的としたコミュニケーション分析:Politeness分析適用の試み

発表の様子 表彰式の様子

受賞者の勝ち誇った笑顔

情報処理学会2015年度論文賞を受賞!

柏祐太郎さん(平成26年度卒業生),大平准教授らの論文(題目:大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法,著者:柏祐太郎,大平雅雄,阿萬裕久,亀井靖高)が情報処理学会2015年度論文賞を受賞しました!

本賞は,情報処理学会創立10周年を記念して昭和45年に創設されたもので,機関誌に発表された論文のうち特に優秀な著者に授与されるものです.2015年度は対象論文458編のうち7編のみに与えられました.

本論文は,愛媛大学と九州大学との共同研究の成果を取りまとめたものです.大規模ソフトウェア開発における不具合修正時間の短縮化を目的として,0-1 整数計画法に基づいてタスクの割り当てを最適化するバグトリアージ手法を提案しています.提案手法の独自性と大規模OSSプロジェクトから取得したデータを用いたシミュレーション結果が高く評価されました.

@inproceedings{IPSJ_Best_Paper_Award_2015,
title = {大規模OSS開発における不具合修正時間の短縮化を目的としたバグトリアージ手法},
author = {柏 祐太郎 and 大平 雅雄 and 阿萬 裕久 and 亀井 靖高},
journal = {情報処理学会論文誌},
volume = {56},
number = {2},
pages = {669-681},
month = {2},
year = {2015},
note = {情報処理学会2015年度論文賞}
}

優秀学生賞

新4年生の上西達也さんが本学システム工学部のStudent of Academic Excellence(優秀学生賞)として表彰されました!

1459921904819

OSS開発者のHigh Impact Bugに対する認識調査

軽微な不具合、重大な不具合

大規模化、複雑化している近年のソフトウェア開発では非常に多くの不具合が報告されています。そのためタイプミスなどの「軽微な不具合」からセキュリティに関する「優先度の高い不具合」までが同等に扱われてしまうことが問題になっています。

これに対して、個々の不具合が与える影響を考慮した分類・分析の研究が行われており、ユーザーや開発者に大きな影響を与える6種類の不具合はHigh Impact Bugと呼ばれています。
続きを読む “OSS開発者のHigh Impact Bugに対する認識調査”

ユースケースの多面的評価に基づいたソフトウェア部品開発の費用対効果の計測支援

ソフトウェア開発と見積もり

ソフトウェア開発において、ソフトウェアを発注する顧客側は要望が叶えられることを期待し、開発者側は予算の範囲内で顧客が満足するソフトウェアを実現することを望みます。

そのためソフトウェアの開発過程では、開発者側が顧客側の要望を分析し、要望の実現に必要なコストの割り当てを行います。これは見積もりと呼ばれ、正しくコストを分析し、予算から実現可能な実装の範囲を決定することが求められます。
続きを読む “ユースケースの多面的評価に基づいたソフトウェア部品開発の費用対効果の計測支援”

OSSライセンス特定ツールにおけるライセンスルール自動生成手法の構築

OSSの再利用とライセンス

近年の大規模なソフトウェア開発では,開発コスト削減のために,OSS(オープンソースソフトウェア)を再利用することが一般的になりつつあります. OSSは,ソースファイルに記述されているOSSライセンスを遵守することで,ソフトウェアの一部として再利用することができます.

現在,Open Source Initiativeには,69種類のOSSライセンスが承認されています.そのため,OSSライセンスを遵守するには,まず,各ソースファイルのライセンス記述を読み,どのOSSライセンスに該当するかを特定する必要があります.

ライセンス記述例
続きを読む “OSSライセンス特定ツールにおけるライセンスルール自動生成手法の構築”

OSS開発におけるHigh Impact Bugを考慮した不具合修正時間予測

OSSプロジェクトと不具合報告

近年のソフトウェア開発ではオープンソースソフトウェア(OSS)が幅広く利用されています。ユーザが増えて大規模化したOSSプロジェクトには、日々多くの不具合が報告されています。

Ambari Issues Report
報告される不具合の数は日々増え続けている(OSSプロジェクトのApache Ambariの例)

しかし、報告される不具合の数は非常に膨大なため、すべての不具合を次のバージョンリリースまでに修正することは困難です。プロジェクト管理者は次のバージョンリリースまでにどの不具合を優先的に修正すべきかという意思決定を行う必要が出てきました。

その意思決定の指標として、個々の不具合の修正にかかる時間を見積もることが重要です。このような背景から、近年OSS開発における不具合修正時間を予測する研究が盛んに行われています。

続きを読む “OSS開発におけるHigh Impact Bugを考慮した不具合修正時間予測”

第191回ソフトウェア工学研究発表会

情報処理学会第191回ソフトウェア工学研究発表会にて、以下2件の研究発表を行いました!

  • High Impact Bugが不具合修正時間予測に与える影響の評価:OSSプロジェクトを対象としたケーススタディ(吉行勇人、大平雅雄)
  • モジュールごとの活動量を考慮したモジュールオーナー候補者予測:大規模OSSプロジェクトへの適用(山谷陽亮、大平雅雄)